試合形式について

学連主催の試合はたくさんありますが、団体成績の出し方は各試合ごとに異なっています。

まず、レギュラー戦とそうでない試合に分けることができます。レギュラー戦となるのは、春関戦・全関戦・西日本戦・全日本戦、秋関戦です。全関戦はモダン・ラテンそれぞれ5カップルずつ、春関戦・秋関戦はモダン戦・ラテン戦併せて八人ということになります。得点の前に各試合のレギュラーを表を使って示したいと思います。

試合別のレギュラー
試合得点レギュラー数種目
六大戦各種目上位三カップルの合計(レギュラー戦ではない)一カップル三種目以内。ただし2種目以上でるときは裏種目一種を含む
春関戦レギュラー戦八カップル一カップルはモダンもしくはラテン種目を最大二つまで。種目ごとの人数差を1にすること。人数に余裕があればB,Cチームをつくってもいい
全関戦レギュラー戦五カップルずつレギュラーカップルの合計。Bチームは無し。レギュラー以外は補欠扱いの個人出場という形式になる
学別戦各種目上位三カップルの合計(レギュラー戦ではない)学年ごとに決められた四種目に出場すること
秋関戦レギュラー戦八カップル一種目あたり五人まで登録を認める。八カップル以上いる大学はB,Cチームをつくってもよい

フォーメーションの採点方法とその得点

西日本ラテン戦と全関戦、秋関戦は通常の試合に加えてフォーメーションが行われます。

西日本ラテン戦は中部学連との関係で規約変更の可能性があるので今回は説明を省きますが、全関戦・秋関戦共に団体成績に大きく関わるので説明をします。

採点方法
試合名採点形式順位決定団体成績への加算
全関戦 技術点、芸術点をそれぞれ0.5点刻み。最低6、最高10点 技術点・芸術点の合計により、高得点校を上位にする。同点の場合は平均の順位となる 55-5*順位
秋関戦 同上 同上 88-8*順位

秋関戦について

今までは四種目レギュラー六人+八種目レギュラー二人という扱いでしたが、規約上の解釈から従来いうところの裏レギュラーは一人でなくてもよいことがわかりました。

しかし採点プログラムの関係上裏レギュラーがレギュラー種目以外に出ると、団体集計がプログラムに任せられず進行の妨げになるので、なるべく一カップルが四種目出るようにしてください。

連盟での協議の結果従来どおり裏レギュラーは一人でお願いします。ただし裏レギュラーの正当な理由による欠場に基づいた選手変更の場合は実行委員長とステージマネージャーの裁量により変更される可能性があるかもしれません

上記の説明ではわかりにくいので表にすると下記のようになります。

秋関戦レギュラー:従来の方法
カップル名モダン四種目ラテン四種目
八カップル五カップル五カップル
A-
B-
C-
D
E-
F-
G-
H
秋関戦レギュラー:規定から考えられる別解釈
カップル名WTFQCSRP
8カップル5カップル5カップル5カップル5カップル5カップル5カップル5カップル5カップル
A----
B----
C--
D--
E----
F----
G--
H--

ここでは裏種目を二人で2種目ずつ分けていますが、1-3でも1-1-2でもかまいません。もちろん今まで通りでもかまいません。これで急遽八種目レギュラーが欠場になっても、裏レギュラーが二人になるという非常事態がある程度回避できるはずです。 予めレギュラー間で裏種目の調節をやっておくことが大切ですが。

ただし前にも書きましたが裏レギュラーが、レギュラー登録された種目以外に出ることは採点管理上好ましくないので、例えばモダン四種目とチャチャとサンバがレギュラーの人がパソやルンバに出ないようにしてください。裏レギュラーになっていない人が裏種目に出るときは認められたカップル数に収まるように調節してください